「KitoKito 75」リーリングジャークのイレギュラーアクションで青物までもがターゲット。
キトキトハンターの川合です!
猛暑が続き、気温は30度越え。今年は梅雨が短かったこともあり夏が長くなりそうですね汗

ホタルイカイカ型ルアーといえば、富山の春にゆっくり……というのがこれまでの常識でしたが、キトキト 75は全国各地で、オールシーズン&全魚種対応。
i字が基本コンセプトですが、一方で動かして使うこともできるのがキトキトの特徴です!
早い魚といえば青物。そして、最もポピュラーといえばブリ。
富山湾にフクラギ(富山でブリの幼魚の呼び名)の群れが入ってくるタイミングで釣行へ。

この日、友人たちが教科書通りのルアーと言えるジグ、ミノー、ポッパーなどを投げている中、自分は大人しくキトキトで狙ってみることに。
これが驚き。ナブラがない状況で青物が狂ったように追いかけてきた!

キトキトは"ホタルイカパターン専用ルアー"とは異なり、早いアクションも守備範囲。
アクションの付け方は青物の場合、早く動かす必要があるため、リールのハンドルをクイックに巻いて止めるを繰り返す、「リーリングジャーク」がアクションさせやすく、また緩急をつけやすく青物に効果的です。
動かないルアーを無理やり動かすと……他にない唯一無二のイレギュラーなアクションを生み出します。
可能性は感じていましたが予想以上の好反応!

気がつくと、つ抜けモードに。
巻きスピードは、その日の活性、追うスピードに合わせていくイメージです。
半信半疑の中、イカ型ルアーでこれだけハマることを体感、こういう発見があるからルアー釣りは面白いですね。

途中でジグよりも明らかに反応が良いことに気づき、終わってみればまさかの竿頭という結果に!
日によって反応の違いはあれど、少なくともこの日はキトキトが圧倒的に釣れました。
また、カラーによる反応の違いはこの日はなかったようで、持ち込んだカラー(ケイムラージュ、ファーストオール、身投げホタル、翡翠)で全キャッチできました。
強いていうなら、『翡翠』が水中で見やすく、ルアーと魚の位置を把握しやすいので個人的にイチオシです。
ホタルイカパターンとは、カラーの意味合いが大きく異なる点も面白いです。

テスト段階、昨年5月のGWに遠征した瀬戸内・広島では、大型サイズまでをキャッチしています。
フックはCultiva/ST-36TN #6を標準装備。
青物が掛かった際でも、1段階大型&高強度のフックを搭載できるため、より大型サイズがヒットした際にも余裕を持ってキャッチできます。

自己記録のヒットカラーは青物にも効果的カラーと言えるケイムラージュ。
デイでもオススメですが、ナイトで光量のある薄明かりの月周りや常夜灯絡みではさらに効果を発揮しますよ!

先週の釣行でも誘い出しにて、狙い通りキャッチ。
イカ型ルアーの次ステージ、早く動かして反応する魚は……イカだと思っていないのかもしれませんね。

75mmはフクラギサイズにはちょうど良いサイズ感ですが、さらに大型青物に効果的といえるサイズアップバージョンも構想中です。
今後も、デイでイカ型ルアーを継続して使い込み、次に繋がる可能性を模索していきたいと思います!

■TACKLE DATA
ROD:LUZ-AZUL76/82MLS(76ショートモード)
REEL:TWIN POWER 2500HGS
LINE:Seaguar PE X8 0.6号
READER:BLACK STREM 2号
SNAP:強軸スナップS
LURE:KitoKito 75SS、S ケイムラージュ、ファーストオール、身投げホタル、翡翠
SPLITRING:Regular Wire #1
HOOK:ST-36TN #6